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05年4月つくばでの新生活が始まりました。訪れたお店、見たい映画、読んだ本などを順次紹介していきます。
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お気に入りの演出家本谷有希子さんの第14回公演「来来来来来」を観てきました。今やすっかり公演のたびに足を運ぶことになっていて、だんだん友人にもこのブラックな世界を紹介し始めています。というわけで、今回はいつも芝居に誘ってくれるM氏に紹介。

いつもの通りの本谷ワールド全開です。「う~ん、その気持ちわかるね。でも・・・それ言っちゃたらおしまいでしょう。・・・あっ、言っちゃった・・・。」 そして、その周りにいる人たちのnagativeな感情が噴出し、重力になって、どうしようもない所に連れていく・・・。後味の悪さは師匠の松尾スズキさんをとっくに超えてしまっています。はじめて本谷芝居を見たM氏も、これすごいね、っと帰りに興奮していました。いや、すごいですよ、本当に。

とはいっても、僕なりにいつもと違うところを考えてみました。今回の大きな違いは、negativeをpositiveに変える転換点があったことではないのかなと思いました。りょうさん扮する蓉子は、つらい環境は自分を鍛える場所で、そこを乗り越えなければと考えながら生きていくのですが、想像以上のつらさがやってきます。それでも前向きさを保とうとするわけです。その一人の存在が、芝居全体を負の連鎖から正の方向転換に変える大きな時限装置となっているように思いました。

いつもだとやるせない状況に陥って終わっていく本谷さんの脚本も、今回は支えあったり乗り越えたり、そして最後には外に向かっていくということで、アカルイミライを想像できる深みのある仕上がりになったと思いました。

ちょうど先週、りょうさんのドキュメントをやっていて、この芝居に臨む彼女の気持ちなんかを知った上で観れたのも、楽しみが増幅しました。
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【2009/08/06 19:38】 | 芝居
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