05年4月つくばでの新生活が始まりました。訪れたお店、見たい映画、読んだ本などを順次紹介していきます。
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私はフェルメール 20世紀最大の贋作事件私はフェルメール 20世紀最大の贋作事件
(2007/09/06)
フランク・ウイン

久々の本のレビューです。
NHKのドキュメントが、以前この本の原著をもとに放映されていました。原著を読むのは面倒だなと思いぼやぼやしていたら、訳本が出版されたので、早速購入。

フェルメール作品の贋作者として名を馳せたファン・メーヘレンの伝記です。フェルメールの作品として展示されていたものが、実はメーヘレンの作だったというストーリを、彼の内面も描写しつつ、話が進んでいきます。

本物をも凌ぐような贋作が、メーヘレンのどのような心情から生まれるのかということもさることながら、そもそも芸術の価値とは何か?という根本的な問を考えさせてくれます。

訳者あとがきで引用されているテオドール・ルソーの「我々はみな、見抜かれている出来の悪い贋作についてしか語れないということを知っておくべきだろう・・・」という言葉が印象的でした。

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【2007/12/11 00:41】 |
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