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05年4月つくばでの新生活が始まりました。訪れたお店、見たい映画、読んだ本などを順次紹介していきます。
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有楽町の帝国ホテル前に新しい劇場ができました
シアタークリエです。芝居好きの僕としては、下北沢や渋谷などまで行かなくてもすむので、立地としては最高です 箱の大きさは、下北沢の本多劇場くらいです。ただ本多劇場と違い近代的で、(当たり前ですが)とてもきれいなつくりになっています。おまけに客層も本多とは違うなあ~と実感。この場所ならばそうでしょうね・・・

本日(11/7)が、openの日でこけら落しの公演として、三谷幸喜 作・演出の「恐れを知らぬ川上音二郎一座」が初日を迎えました。今年二回目の三谷作品観劇です。(しばらく離れていたのに、見られる時には連続して観られるものですね)

openingの日とあって、業界関係者が多かったようです。僕の席の周りにも高橋克典や小倉智昭・佐々木恭子・笠井信輔などの「とくダネ!」のメンバーなどをみかけました。ま、余談ですが・・・

そんなことより芝居です。最近ずっと忙しい日が続いて(帰りが毎日12:00過ぎ)、難しい芝居よりも喜劇で思いっきり笑いたいなあと思っていたので、三谷作品を観るには最高のタイミングです。それも6:30~10:00のかなり気合いの入った公演でした。

川上音二郎は、近代演劇の祖とも評される、明治初期の演劇人。その妻、貞奴は日本初の女優で、その夫婦の物語でした。ほんと喜劇にぴったりな性格をしていたようで、かなり破天荒の人だったようです。要所要所で、ユースケ・サンタマリアがかなりおかしく演じるのですが、遠からず・・・といった感じのようです。

圧巻は第二幕。アメリカ人の前でベニスの商人を演じるという劇中劇の形をとります。この形式を用いているだけでも、この芝居にかける三谷さんの心意気が伝わりますが、やはりその中での登場人物のやり取りは彼の笑いの本領発揮でした。三谷さん特有のテンポの良い笑いで渦巻きながら、さっと情に包まれた暖かいシーンを持ってきてホロッとさせる その差異がまた笑いを引き立てる。すばらしいスパイラルでした

そして最後に近づくにつれ、なぜ三谷さんがこけら落しの公演に、明治初期に、歌舞伎でもなく近代演劇を海外で巡業した川上音二郎の話をテーマにしたのかわかった気がしました。

東京で芝居を観ることを考えると、下北沢・渋谷・新宿が主です。唐十郎がテントを張るのも花園神社か鬼子母神です。つまりすべて都区内の西側です。東側にあるのは日生劇場や帝劇などの大劇場。三谷さんや野田秀樹など、小劇場で活躍した人たちにとっては、東側は未開の地な訳です。こうした場所にできたシアタークリエ。そのこけら落しとなれば気合いも入るはずです。なにしろ未開の地に乗り込む訳ですから・・・その思いが、明治初期に日本・海外を問わずいろいろなことに挑戦を続けた川上音二郎に、自然と向かわせたのでしょう。三谷さんもまだ挑戦を続けている訳です
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【2007/11/08 02:31】 | 芝居
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